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手術室の看護師が手洗いを念入りにする理由と手洗いに関する悩みとは?
手術室の看護師は手洗いを念入りにしますよね。手術室に配属された看護師は、手術用の器械の種類よりもまずは手洗いの方法を学ぶことも多いんです。
手術室の看護師が手洗いを念入りにする理由、手洗い方法の種類、手荒れについての悩みについてご紹介します!
手術室の看護師が手洗いを念入りにする理由
手術室の看護師が手洗いを念入りにするのはなぜでしょう?
手術室の看護師が手洗いを念入りにする理由、それはもちろん感染予防のためですよね。
看護師さんならだれでも知っているとは思いますが、手には常在菌がたくさんついていますので、想像以上に汚いんですよね。
いくら滅菌手袋をするとは言っても、手袋の中が汚かったら、患者さんの感染リスクが高くなります。手術中に滅菌手袋が破れてしまう可能性はゼロではありません。
その際に、手が汚かったら、術野に手の細菌が付いて、患者さんが感染を起こす可能性が高くなるのです。
そのため、万が一手袋が破損しても感染リスクを低くするため、手術室の看護師は手術に入る前には手洗いをしっかり行い、洗い忘れがないようにしなければいけないのです。
手術室の看護師の手洗い法の種類は?
手術室の看護師は手洗いをしっかりしなくてはいけませんが、どんな方法で手洗いをすれば良いのでしょうか?
手術室でよく行われている手洗い方法をご紹介します。
現在、多くの手術室で採用されている手洗い法が、ウォーターレス法(ラビング法)です。ウォーターレス法といっても、水を使わないというわけではありません。
ウォーターレス法は普通の水道水と石鹸を用いて手洗いをした後に、速乾性の擦式手指消毒剤を手に擦りこむ方法です。
この方法は手技時間が短い、手技に伴うコストが低い、消毒効果がスクラブ法と比べて同等以上であるというメリットがあります。
以前は、スクラブ剤(手洗い用消毒薬)を用いて、さらにブラシを使った手洗い法(スクラブ法)が主流でしたが、皮膚を傷つけてしまい、感染のリスクが増す可能性があること、手技の時間が長いことなどの理由から、現在ではあまり行われていません。
スクラブ剤+ブラシを用いた手洗い法は手洗いの所要時間が10分程度ですが、ウォーターレス法は4分が目安となっています。
また、ウォータレス法は滅菌ブラシや滅菌済みのペーパータオルが要りませんので、手洗いのための物品も少なくて済むんですね。
ただ、現在はウォーターレス法が主流とは言っても、その手術室の手洗い方法に従って、手洗いをするようにしましょうね。
手術室の看護師の手洗い、手荒れする場合ってどうするの?
手術室の看護師の手洗いに関する悩みといえば、手荒れですよね。しっかりと手洗いをしていると、どうしても手荒れしやすくなってしまうんです。
手荒れを防ぐためには、やっぱり保湿が一番ですよ!手術が終わった後に手洗いをしたら、ハンドクリームや保湿剤をしっかりと手に付けるようにしましょう。また、寝る前も保湿剤を塗っておくと良いでしょう。
それでも、手荒れをしてしまうという人は、もしかしたら、手洗いが原因ではなく、手袋が原因かもしれません。
最近の擦式手指消毒剤は手荒れしないように皮膚にやさしいものが多いので、一昔前よりは手荒れのリスクは低くなっているんです。
ですから、保湿をしても手荒れをしてしまう場合は、手袋が原因の可能性も捨てきれません。滅菌手袋は天然ゴムを使用していますので、ラテックスアレルギーがある人は、手袋をしただけで手が荒れてしまうのです。
もしかしたら、ラテックスアレルギーかもと思った人は、師長に相談して、一度ラテックスアレルギー用の手袋を使ってみてはいかがでしょうか?そうしたら、意外と手荒れが良くなるかもしれませんよ。
まとめ
手術室の看護師は感染リスクを下げるために、手洗いは徹底しなくてはいけませんが、手荒れをしてしまう人は保湿剤を使って手を保護するようにしましょう。
また、ラテックスアレルギーの可能性も考えてみてくださいね。
保湿剤も使っているし、アレルギーでもないのに、手術室の手洗いでどうしても手が荒れてしまうという人は、手術室以外の職場で働いたほうが良いかもしれません。
手術室以外の職場でも、手洗いは必要ですが、手術室ほど手洗いに厳しくありませんし、手洗い後にすぐにハンドクリームを塗ることができる場合もあるからです。
手をボロボロにしてまで手術室にこだわる必要はありませんよね。手術室以外の職場への転職を希望する人は、転職サイトを使うと良いですよ。
転職サイトなら、医療行為が少なく手洗いをそこまで頻回にしなくてもOKの職場の求人を紹介してくれますので、手荒れの心配なく働くことができるんです。
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この記事を書いた人
看護師 ハナ
- 取得資格:看護師
- 出身:東京都
- 年齢:29歳
- 看護師経験:総合病院
- 経験がある診療科:手術室
医療ドラマをきっかけに手術室看護師に憧れた私は、新卒から手術室に配属になり、それから手術室一筋!オペ室ナース歴は7年になります。
手術室看護は私の天職だと思っていて、これからも手術室看護を極めていきたいと思っています。リアルな手術室の実態や魅力をお伝えしていきます。
執筆者情報
手術室の看護師に憧れてるの!編集部
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