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手術室の看護師のストレスにはどんなものがあるの?手術室看護師のストレス解消法を教えて!

手術室の看護師のストレスにはどんなものがあるのでしょうか?また、手術室の看護師がストレスを感じたら、どうやってストレスを解消したら良いのでしょうか?

手術室の看護師さんが少しでもストレスなく働くための秘訣をコッソリ教えます!

手術室の看護師のストレスってどんなものがあるの?

手術室の看護師のストレスにはどんなものがあるのでしょうか?

手術室の看護師がストレスに感じるものの代表的な8つのことをご紹介します。

病棟看護師の申し送りが適当

手術室の看護師がストレスに感じるもの、1つ目は病棟看護師の申し送りが適当であることです。

「コンタクトレンズ外し忘れたので、そっちでお願いしま~す」とか「主治医の指示のこれはどうなっていますか?」と聞いても「わかりません」なんて言われたら、しかもそれが頻回だったらストレスが溜まりますよね。

執刀医がイライラしている

手術がうまくいかない時などに、執刀医が1人でイライラし始めることがあります。そうすると、器械出しや外回りの看護師に八つ当たりしてくることがあるので、手術室の看護師はストレスが溜まります。

麻酔科医や助手が頼りない

麻酔科医や助手が頼りない時も、手術室看護師はストレスに感じますね。

麻酔科医がきちんとモニタリングしていなかったり、助手がぼんやりしていて執刀医から怒られたりすると、手術室全体の空気が悪くなってしまいます。

外回りの先輩看護師との相性が悪い

外回りの先輩看護師との相性が悪いと、器械出しの看護師はストレスを感じます。いつも怖い先輩看護師やなんだか相性が悪い先輩看護師っていますよね。

そういう先輩看護師が外回りの時は、器械出しの仕事以外に外回りにも気を遣わなくてはいけないので、大変なんです。

器械出しの看護師が使えない

外回りを担当する時に、器械出しの看護師が使えない場合もストレスですね。

器械出しの看護師が使えないと、執刀医がイライラして迷惑ですし、器械出しから手術の進行状況がなかなか伝わってこないので、外回りの仕事もうまく進まないんです。

責任が重い

手術は患者さんの命に直結する重要な仕事です。そして、その手術に入る看護師は、患者さんの命を預かっている責任が重い仕事をしています。

「自分のミス1つが患者さんの命を奪うことになるかも」というストレスは、病棟や外来の看護師とは比べ物にならないほど大きなものですので、自分の仕事の責任の重さにストレスを感じるようになるんです。

立ちっぱなしが辛い

手術室の看護師は立ちっぱなしで仕事をするのが基本ですが、立ちっぱなしにストレスを感じることもあります。

立ちっぱなしで脚がだるくなっても、脚がむくんでも、どんなに疲れても座ることが許されず、器械出しの場合は動くことも許されず…。

手術が長時間になればなるほど、立ちっぱなしの時間も長くなるので、ストレスになりますよね。

初めての手術に入る

担当したことがない手術に初めて入るときもストレスに感じます。

経験したことがない手術は、いくら予習をしていても、緊張しますし、「失敗したらどうしよう?」、「わからないことがあったらどうしよう」と不安になって、ストレスを感じます。

手術室の看護師がストレスを感じた時の対処法

手術室の看護師がストレスを感じた時は、どうしたら良いのでしょうか?

手術室の看護師のストレス対処法をストレスの理由別にご紹介します。

病棟看護師の申し送りが適当な場合のストレス対処法

病棟看護師の申し送りが適当でストレスに感じる場合は、適当な申し送りをする病棟看護師にはドンドン突っ込んじゃいましょう。

「わかりません」や「忘れました」と言われたら、「それでは困るんですが。何でやってないんですか?」などと、厳しめに突っ込みを入れましょう。

病棟看護師には怖いと思われるかも知れませんが、申し送りや前処置をしっかりとしてもらわないと、患者さんの安全を守ることはできません。

それでも、申し送りの改善がみられない場合は、手術室の師長に報告して、師長から病棟の師長に注意をしてもらうようにしましょう。

執刀医がイライラしている場合のストレス対処法

執刀医がイライラしている時のストレス対処法は、「ここが手術室看護師の腕の見せ所」と気持ちを切り替えて、執刀医がイライラせずに済むように、上手に仕事をしましょう。

器械出しなら、自分の仕事は完璧に行いつつ、表現は悪いですが執刀医をおだてて、外回り看護師なら器械出しや助手のフォローをしつつ、執刀医が少しでも気持ちよく手術ができるように仕事をしてみて下さい。

それで、執刀医のイライラが少しでも緩和されて、手術がスムーズに終われば、疲労感はあるものの、それ以上に「やり遂げた!」という充実感が残るはずです。

麻酔科医や助手が頼りない場合のストレス対処法

麻酔科医や助手が頼りなくてストレスが溜まる場合は、外回りの看護師がさりげなくフォローするようにしましょう。

麻酔科医や助手への声掛けを頻繁にしたり、自分も患者さんのモニタリングにいつも以上に気を配ったりなどですね。

そうすることで、「頼りないんだけど」というストレスは軽減できますし、手術室看護師として自分のスキルアップもできるでしょう。

外回りの先輩看護師との相性が悪い場合のストレス対処法

外回りの先輩看護師と相性が悪くてストレスに感じる場合は、残念ながら良いストレス対処法はありません。師長に「この先輩と組みたくない」というわがままを言うわけにはいきませんよね。

明らかないじめを受けているならともかく、相性が悪い程度で「この人と一緒に仕事がしたくない」というのは、社会人として失格ですから。

そのため、相性が悪い外回りの先輩看護師と手術に入るときは、「修行」と思って耐えるしかありません。

器械出しの看護師が使えない場合のストレス対処法

器械出しの看護師が使えない場合は、手術前に器械出しの看護師と一緒に手術の流れを確認して、手術のポイントなどを指導しておきましょう。

また、手術中も外回りの看護師から積極的に声をかけて、手術の進行状況などの情報をもらうようにすると、ストレスは軽減できるはずです。

責任が重い場合のストレス対処法

責任が重くてストレスに感じる場合は、考え方を変えてみましょう。手術室の看護師の仕事は確かに責任が重い仕事です。でも、それだけ患者さんの命を救うやりがいのある仕事なんです。

「器械出しや外回りの仕事をあなたがするから、患者さんの命が救われる」、そう考えると、責任が重いことをストレスではなくやりがいに感じることができるのではないでしょうか?

立ちっぱなしが辛い場合のストレス対処法

立ちっぱなしが辛いからストレスに感じる場合は、着圧ソックスを履いておくこと、少し余裕がある瞬間にその場で足踏みや踵の上げ下げをすることを実践しておきましょう。

また、長時間の手術に入って、脚がとてもだるい、浮腫んでいるという日は、勤務後にフットマッサージなどに行ってみてはいかがでしょうか?

そうすれば、脚の疲れが取れますし、自分へのご褒美になりますので、手術中も頑張ることができますよね。

初めての手術に入る場合のストレス対処法

初めての手術がストレスになる場合は、先輩看護師を捕まえて、手術の流れやポイント、使う器械などの確認をしておきましょう。

また、手術前に外回りの看護師に「この手術に入るのが、初めてなんです。」と伝えておいて、困った時にはフォローをお願いしておくと良いですよ。

手術室の看護師がストレスが溜まった場合は、プライベートで思いっきりストレス発散を!

手術室の看護師のストレス対処法をご紹介しましたが、これらのストレス対処法は、ストレスを軽減できるものの、ゼロにするものではありません。

手術室で働く限り、少なからずストレスは溜まっていくものです。そのストレスを溜めこんだままにすると、小さなことにもストレスを感じるようになりますし、仕事の集中力を保つことができず、仕事の失敗が増えて、自分にストレスを感じるという悪循環に陥ります。

ですから、手術室の看護師はプライベートでの自分なりのストレス発散方法を持っておきましょう。 あなたは、これをやるとスッキリできるというストレス解消法を持っていますか?

1日中好きなDVDを見る、好きな食べ物、美味しものをお腹いっぱい食べる、美味しいお酒を飲みながら友人と愚痴る、ショッピングをする、ドライブに行く、旅行に行く、好きなスポーツをして汗をかく、ペットと思いっきり遊ぶなど何でもOKです。

「ストレスが溜まったら、これをする!」というストレス発散方法を見つけて、こまめにストレスを発散すると良いでしょう。

手術室はインドアな職場なので、アウトドアな趣味を持つと、仕事のことを忘れてスッキリできるかもしれませんよ。

まとめ

手術室の看護師が感じるストレスとその対処法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

「手術室はどうしてもストレスが溜まるから耐えられない、私には無理!」という人は、我慢をせずに手術室から転職を考えても良いでしょう。

耐えられないほどストレスが溜まっているのに、我慢して働いていたら、体調を崩したり、取り返しのつかないミスをするリスクが高くなります。

それなら、手術室以外のストレスが少ない職場で働いたほうが良いと思いませんか?

手術室からの転職を考えているなら、転職サイトを使うと良いですよ。転職サイトなら看護師の転職のプロである担当者が、あなたの希望を聞きながら、あなたに合った求人を紹介してくれます。

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この記事を書いた人

看護師 ハナ

  • 取得資格:看護師
  • 出身:東京都
  • 年齢:29歳
  • 看護師経験:総合病院
  • 経験がある診療科:手術室

医療ドラマをきっかけに手術室看護師に憧れた私は、新卒から手術室に配属になり、それから手術室一筋!オペ室ナース歴は7年になります。

手術室看護は私の天職だと思っていて、これからも手術室看護を極めていきたいと思っています。リアルな手術室の実態や魅力をお伝えしていきます。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ手術室の看護師に憧れてるの!編集部

手術室の看護師に憧れてるの!は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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