当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています
手術室の看護師は解剖に詳しくないとダメ?手術室看護師と解剖は密接な関係にあるんです!
手術室の看護師と解剖は、切っても切れない関係にあります。手術室の看護師は解剖に詳しくなることが第一歩と言っても過言ではないのです。
手術室看護師と解剖の関係とは何か、なぜ解剖に詳しくなる必要があるのかを説明します!
手術室の看護師は解剖に詳しくないと仕事にならない!?
手術室の看護師は解剖に詳しくないと仕事になりません。なぜなら、直接介助・器械出しと言われる看護師は、解剖を知らないと、執刀医にどんな器械を渡して良いかがわからないからです。
「直接介助は医師に言われたものを手渡せば良いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それは間違いです。
例えば、鉗子と言っても、コッヘルやペアンなど色々な種類や大きさがありますので、臓器や血管の大きさ、太さによって使うのもが変わってきます。
解剖を全く知らない手術室看護師だと執刀医から「コッヘル」と言われても、どの大きさのコッヘルを渡すべきなのかアタフタしてしまいますが、解剖を知っている手術室看護師なら、「この術野にはこの大きさが適している」とわかりますので、適切な器械を渡すことができるのです。
ですから、手術室の看護師は解剖に詳しくなる必要があるんです!
手術室の看護師は解剖学を極めることでやりがいを感じる!?
手術室の看護師は解剖に詳しくないと仕事にならないとお話ししました。手術室の看護師は解剖に詳しくなれば、仕事をある程度スムーズに進めることができます。
ただ、「詳しい」程度では「仕事をスムーズにできる」までで止まってしまいます。
さらに一歩進んで、手術室看護師としてのやりがいを感じ、手術室看護師のエキスパートになるには、解剖学を極める必要があります。
例えば、解剖学の基礎を知った上で、患者さんの状態に合わせて、「この患者さんの出血リスクは高いのか」、「術野の切除範囲の近くに大きな血管はないか」、「この患者さんの組織は癒着していないか」、「この患者さんの組織は脆弱か」などを考え、実際に見ながら直接介助をしていくと、必要な器械を必要なタイミングで準備し、手渡すことができるだけでなく、リスクの予測、先読みをしながら仕事をすることができます。
出血リスクが高いと判断すれば、出血した時にすぐに対処するための器械を用意しておくことができます。組織の癒着が見られるなら、剥離するための器械を準備できますね。
手術時間を短縮し、手術を安全に進めていく、つまり患者さんの負担を軽減するためには、このような直接介助の解剖学に基づく予測、先読みが非常に重要なのです。
そして、自分の予測が的中し、それにすぐに対応できたなら、手術室看護師してのやりがいを感じることができるでしょう。
手術室の看護師の解剖の勉強方法は?
手術室の看護師は解剖に詳しくなる必要がありますが、直接介助の仕事をしていれば、ある程度は自然に解剖に詳しくなることができます。
なぜなら、実際のものをその目で見ることができるんですから。これは、病棟や外来の看護師にはない手術室看護師の特権とも言えるでしょう。
でも、実際に仕事中に目で見て覚えるだけでは足りません。まずは、学生時代の解剖生理のテキストを引っ張り出してきましょう。
そして、翌日担当するオペの術野の解剖を徹底的に勉強しておくんです。そうすれば、翌日の手術の直接介助は、ある程度スムーズにできるようになるでしょう。
ただ、学生時代の解剖生理のテキストでは物足りなくなる日が来ます。
学生時代のテキストは、あくまで解剖の基礎中の基礎が載っているだけですので、最低限の知識を得ることはできるものの、さらにそこから一歩を踏み出して、手術室の看護師としてスキルアップするには不十分なのです。
手術室の看護師が本気で解剖を勉強しようと思ったら、もっと専門的なテキストが必要になります。看護師用の解剖のテキストはたくさんありますので、どれを購入して良いか迷ってしまいますよね。
そういう時は、手術室の先輩看護師にどんな解剖のテキストを持っているのか、おすすめのテキストはあるかを聞いてみましょう。
そうすれば、先輩おすすめのテキストを紹介してくれますし、先輩は「この子はきちんと勉強しているな。やる気があるな」とわかってくれますので、今後もいろいろと手術室の仕事について教えてもらえるようになるでしょう。
まとめ
手術室看護師は解剖の知識が必要不可欠であり、解剖学を極めることが手術室看護師としてのやりがいを感じるきっかけとなるでしょう。
でも、正直なところ、解剖学が苦手という看護師さんはたくさんいますよね。
手術室で働くには解剖が必須とわかっていても、学生時代から苦手意識を持っている人は、教育制度が整っていて、解剖学を一からしっかり教えてくれる手術室を選ぶと良いですよ。
そのような手術室がある病院を探すなら、転職サイトを利用しましょう。
転職サイトなら、担当コンサルタントに「教育制度が整っていて、特に解剖学をしっかり教えてくれる手術室」という希望を伝えれば、それに合った求人を紹介してくれますよ。
手術室の看護師求人に強い転職サイトは!?
-
看護roo!
手術室の看護師求人のおすすめは、ランキング1位の看護roo!に教えてもらいましょう。あなたのこれまでの勤務経験や将来の希望に合わせて、あなたの代わりに求人を見つけてきてくれますよ!
-
マイナビ看護師
マイナビ看護師も実績のある人気転職サイトです。手術室の看護師求人も、豊富に取り扱っているので、併用にもおすすめです。
この記事を書いた人
看護師 ハナ
- 取得資格:看護師
- 出身:東京都
- 年齢:29歳
- 看護師経験:総合病院
- 経験がある診療科:手術室
医療ドラマをきっかけに手術室看護師に憧れた私は、新卒から手術室に配属になり、それから手術室一筋!オペ室ナース歴は7年になります。
手術室看護は私の天職だと思っていて、これからも手術室看護を極めていきたいと思っています。リアルな手術室の実態や魅力をお伝えしていきます。
執筆者情報
手術室の看護師に憧れてるの!編集部
手術室の看護師に憧れてるの!は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。