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手術室の看護師の待機番って何?手術室特有の「待機番」というシステムについて教えます!
手術室の看護師の勤務には、「待機番」と呼ばれるものがあります。待機番とは一体どんな勤務なのか、待機番がない手術室はあるのかなど、手術室の看護師の待機番について全て教えます!
手術室の看護師の待機番ってどんな勤務なの?
手術室の看護師には待機番という勤務があります。この待機番という勤務は一体どんな勤務なのでしょうか?
待機番なんて、病棟にありませんよね。
手術室の待機番という勤務は、呼ばれなけれ待っているだけ、呼ばれたら仕事をするという勤務で、「オンコール」や「当直」が待機番になります。
オンコールは自宅など病院外で待機していて、電話で呼び出されたら、速やかに出勤して手術に入るという待機番で、当直は病院内で待機していて、緊急手術が入ったらすぐに手術に入るという待機番です。
手術は基本的には平日の日勤帯にのみ行われるものですから、週末や夜間は患者さんが急変したり、緊急手術が必要な患者さんが救急搬送されてきた場合にしか手術は行われません。
そのため、病院の規模によっては手術室の看護師は夜勤をしてもらうほどではない、夜勤で働いてもらっても、結局は夜勤中に手術はゼロということもよくありますので、夜勤ではなくオンコールや当直という待機番の勤務にしているところが多いのです。
手術室の看護師の待機番の手当ってそんなに高くないんです…
手術室の看護師が待機番になる場合、当然ながらオンコール手当や当直手当が付きます。
オンコールは自宅にいながらもいつでも出勤できるように待機していなければいけませんし、当直は病院内にいなければいけないのですから手当がつくのは当然のことですよね。
でも、この待機番の手当って、そんなに高くないのです。オンコール手当は2000~3000円、当直手当は3000~5000円が相場です。安いところだと、オンコール手当は1000円というところもあります。
ただ、誤解している人もいるかもしれませんが、待機番の人が実際に呼び出されて働くことになった場合、この待機番の手当しかつかないというわけではありません。待機番の手当以外に時間外手当が付きます。
待機番の手当は呼び出されても、呼び出されなくてももらうことができます。もし、呼び出された場合は、さらに時間外手当がつきますので、ガッチリ稼ぐことはできます。
ただ、呼び出されなくても待機番の手当はもらえるとはいっても、オンコール当番は自宅でお酒も飲めず、遠出もできない、深夜でも出勤しなくてはいけないという制約がありますし、当直当番はずっと病院内にいなくてはいけないですので、それを考えると、手術室の待機番の手当ってそれほど高いわけではなく、ちょっと割に合わないものかもしれませんね。
手術室の看護師が待機番が嫌な場合は、待機番がない手術室を探しましょう
手術室の看護師が待機番が嫌な場合は、待機番がない手術室に転職しましょう。すべての手術室に待機番があるというわけではありません。待機番がない手術室もあります。
待機番がない手術室は、日勤のみの手術室か夜勤がある手術室です。
救急搬送を受け入れていないし、緊急手術が必要な患者さんもいないような小さめの個人病院だと、手術は平日の日勤にしか行いませんので、手術室の看護師は完全に日勤のみになります。
また、大学病院や救急搬送が多い大病院は、夜間や週末でも手術が入ることが多いので、待機番ではなく夜勤にしているところがあるんです。
ただ、手術室の看護師が夜勤をする場合、病院によっては手術室専属というわけではなく、手術がない時は、救急外来で働くという場合もありますので、求人選びの際はきちんとチェックしてくださいね。
まとめ
手術室の看護師にはオンコールや当直などの待機番がありますが、待機番の手当はあまり高くありませんし、待機番がない手術室もあります。
待機番が嫌というあなたは、待機番がない手術室へ転職しましょう。その際は転職サイトを使うと良いですよ。転職サイトなら、夜勤は手術室専属か、救急外来と兼任かを調べてくれるんです。
また、待機番があってもOKという看護師さんも転職サイトを使えば、待機手当が高い手術室の求人を紹介してくれるんですよ!
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この記事を書いた人
看護師 ハナ
- 取得資格:看護師
- 出身:東京都
- 年齢:29歳
- 看護師経験:総合病院
- 経験がある診療科:手術室
医療ドラマをきっかけに手術室看護師に憧れた私は、新卒から手術室に配属になり、それから手術室一筋!オペ室ナース歴は7年になります。
手術室看護は私の天職だと思っていて、これからも手術室看護を極めていきたいと思っています。リアルな手術室の実態や魅力をお伝えしていきます。
執筆者情報
手術室の看護師に憧れてるの!編集部
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