手術室の看護師は復帰できる？手術室の看護師が手術室に復帰するための3つのポイント

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手術室の看護師は復帰できる？手術室の看護師が手術室に復帰するための3つのポイント

手術室の看護師が復帰する場合、どういう事に注意すれば良いのでしょうか？出産・育児での産休・育休明けで手術室に復帰する看護師さんやそのほかの理由でブランクがあって、手術室に復職したい看護師さんは、手術室に復帰する時のポイントを知っておきましょう。

手術室の看護師が復帰するなら、プライドは捨てよう

手術室の看護師が復帰する時の1つ目のポイントは、プライドは捨てることです。これは、産休・育休明けで手術室に復帰する看護師さんも、以前は手術室で働いていてブランクがあり、今回復帰することにした看護師さんにも共通のポイントです。

手術室で働いていたころは、バリバリのできる看護師で、どんな難しい長時間の手術でも、緊急手術でも、慌てることなく的確に器械出しをして、外回りの仕事も完璧にこなせていたかもしれません。

でも、今はブランクがありますので、復帰してすぐに以前のようにバリバリ働けないと思います。ブランク明けでの手術室への復帰は、病棟への復帰よりも難しいんです。

なぜなら、あの独特の緊迫感の中で、的確なタイミングで器械出しをするには、経験とスキル、勘が重要ですが、ブランクがあるせいでスキルは衰えて、勘は鈍っていますから。

そのため、ブランクがあって復帰する看護師さんは、「ブランク前は完璧にできていたから」と思ったまま復帰すると、想像上の自分と実際の自分のギャップにショックを受けることになります。

そして、「手術室の仕事なら何でもできる」というプライドを捨てられないと、きちんとした指導をしてもらえません。自信満々の癖にイマイチ仕事ができない人には、誰だって教えたくないですよね。

また、謙虚な姿勢で仕事をすれば、積極的にたくさんのことを学ぼうとしますので、スキルと勘をすぐに取り戻せるのです。

ですから、手術室に復帰する看護師さんは、まずはプライドを捨てて復帰するようにしましょう。

手術室の看護師が復帰するなら、解剖生理を事前に勉強

手術室の看護師が復帰するなら、手術室への復帰が決まると同時に、復帰への準備を始めましょう。復帰への準備といっても、器械出しのタイミングとか外回りのポイントとかは、実際に働き出してみないと、コツがつかめないこともありますよね。

そのため、復帰前の準備のためには、自宅でもできることをやっていきましょう。自宅でもできる手術室への復帰の準備とは、解剖生理を復習しておくことです。

解剖生理ならテキスト1つで、どこでも勉強することができます。復帰前は解剖生理にどんなに詳しくても、ブランク中にその知識を全く利用していないと、人間は驚くほどのスピードで忘れていきます。

解剖生理を忘れていると、器械出しの仕事をスムーズにできませんので、まずは解剖生理を復習しておきましょう。

今は忘れていても、一度しっかりと覚えたものは、簡単に復習しておくだけで、すぐに思い出すことができるはずです。

解剖生理を覚えているのと覚えていないのでは、どれだけ手術室での仕事に影響が出るのかは、手術室の看護師さんならみんな知っていますよね。

手術室に復帰するためには、まずは第一歩として解剖生理を復習しておくと、自信を持って手術室に復帰できると思いますよ。

手術室の看護師が復帰するには、手術室看護師の求人を探そう

手術室の看護師が復帰するためには、プライドを捨てて、解剖生理を勉強することが大切です。でも、もう1つ重要なポイントがありますよね。

重要なポイントとは、「手術室に配属になるの？大丈夫？」ということです。産休・育休明けの場合は、産休に入る前と同じ部署に復帰できるはずですので、それほど心配は要りません。

問題は、産休・育休以外でブランクがある手術室の看護師さんです。つまり、職場に籍を置かずに、退職してブランクがある人ですね。

この場合は、手術室に復帰するためには、まずは復職をしなければいけません。つまり、転職活動をしなければいけないということですね。

転職活動をして、無事に手術室のある病院に採用になったとしても、手術室に配属になるとは限りません。配属希望を出せますが、たいていの病院は「最大限に配慮します」というだけで、「配属希望は確実に叶います」というわけではないんですよね。

手術室への復帰を希望する看護師が、もしくは今まで手術室の経験しかない看護師が手術室に配属されずに、病棟に配属になったら、ある意味悲劇ですよね。

希望の部署には配属にならず、さらに今までのスキルを活かすことができず、さらにさらに病棟未経験だと新しい仕事を一から覚えなければならず、病棟の看護師からは「即戦力じゃないの？」という眼で見られ…。

ですから、手術室の看護師がブランクから復帰するなら、確実に手術室に配属になるようにしなければいけません。

確実に手術室に配属になるためには、手術室の看護師求人を探しましょう。たいていの看護師求人は「病棟・外来・手術室配属」となっていますよね。

この書き方は、「病棟か外来、手術室のどれかに配属になりますよ」というものです。でも看護師求人の中には「手術室配属」というものがあるんです。

これは、即戦力になれる手術室看護師を募集していて、この求人に応募すれば、確実に手術室に配属になるというものですから、手術室に復帰したい看護師さんは手術室配属が約束された求人を探すべきなんです。

まとめ

手術室の看護師が復帰する時の3つのポイントをまとめましたが、いかがでしたか？手術室の看護師が復帰するには、プライドを捨てて、解剖生理を復習してから、手術室に復帰すると良いでしょう。

前職を退職している看護師さんは、手術室に確実に配属になる求人を探すことを忘れないでくださいね。

手術室配属が約束されている求人を探すなら、転職サイトを使うと良いですよ。転職サイトなら、「手術室に復帰したいんです。」と伝えれば、手術室に確実に配属になる求人を紹介してくれます。

また、どうしても「この病院の手術室で働きたい」という場合は、担当者が配属交渉をしてくれますので、憧れの病院の手術室で働くことも可能なんです。

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この記事を書いた人

看護師　ハナ

• 取得資格：看護師
• 出身：東京都
• 年齢：29歳
• 看護師経験：総合病院
• 経験がある診療科：手術室

医療ドラマをきっかけに手術室看護師に憧れた私は、新卒から手術室に配属になり、それから手術室一筋！オペ室ナース歴は7年になります。

手術室看護は私の天職だと思っていて、これからも手術室看護を極めていきたいと思っています。リアルな手術室の実態や魅力をお伝えしていきます。

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