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整形外科の手術室の看護師はどんな仕事をするのか教えて!
整形外科の手術室の看護師はどんな仕事をするのでしょうか?
整形外科の手術の特徴や器械出しの看護師、外回りの看護師それぞれの注意点などを知っておけば、整形外科の手術に入っても、スムーズに仕事ができるでしょう。
整形外科の手術の特徴はこの3つ!
まずは整形外科の手術の特徴を知っておきましょう。他の診療科の手術にはない整形外科の手術特有の特徴にはどんなものがあるのでしょうか?
整形外科の手術=特殊工具を使うことが多い
整形外科の手術の特徴の1つ目は、特殊な器械を使うことです。整形外科で使う器械類の中には、「器械」というより「工具」というものがあります。
スクリューやプレートはもちろんですが、ハンマーもありますし、骨盤用の創外固定用の器械なんてめちゃくちゃ大きい!
整形外科の手術は、一般的な器械類だけではなくて、特殊な器械類(工具)を使うことが多いので、整形外科の手術に入ると覚えなくてはいけない器械類が一気に増えることになります。
整形外科の手術=術野の大きさが幅広い
整形外科の手術の特徴の2つ目は首から下は整形外科の手術が行われる部位になることです。
また、術野は踵だけという場合もありますし、背中全体という場合もありますので、手術によって術野の大きさが大きく異なります。麻酔も下半身麻酔で行われることもありますし、全身麻酔で行われることもあります。
下肢の手術の場合、全身麻酔ではなく局所麻酔(下半身麻酔)で行われることもあります。
整形外科の手術=うつぶせで手術することも
整形外科の手術の特徴の3つ目は、うつぶせで手術することもあるという点です。脊椎の手術の場合、患者さんはうつぶせで手術を行うことになります。
整形外科の手術室 看護師が手術で気をつける事=器械出し編
整形外科の手術室の看護師は何に気をつければ良いのでしょうか?
まずは、器械出しの看護師が整形外科の手術に入るときに気をつける事をご紹介します。
手術室の看護師が整形外科の手術に入る場合、特に器械出しの看護師が気をつける事は、とにかく使用する器械類を覚えることです。
整形外科の手術に入るのは、一般外科の手術の器械出しの仕事がある程度できるようになってからだと思います。
一般外科で使用する器械類をようやく覚えてホッとしたのもつかの間、次は整形外科の手術で使用する器械類を覚えなくてはいけません。
骨折の固定に使うスクリューは一種類だけではなく、何種類かありますし、そのほか「工具」にもたくさんの種類があります。
また、プレートはメーカーからのレンタル品で手順が煩雑だったりしますので、整形外科の手術に入る器械出しの看護師は、とにかく整形外科で使用する器械類の種類と用途を頭に叩き込むようにしましょう。
「とりあえず、その手術で使うものだけを覚えれば良いか」と思うかもしれませんが、実際に手術中に骨折の状態を見て、医師が治療法を変えることも珍しくありませんので、整形外科の手術に入るなら、できるだけ器械類を覚えておく必要があります。
整形外科の手術室 看護師が手術で気をつける事=外回り編
整形外科の手術室の看護師が気をつける事、次は整形外科の手術に入る外回りの看護師が気をつける事をご紹介します。
手術室の看護師が整形外科の手術に外回りとして入る場合、手術によっては取り扱う工具が多いため、外回りの看護師が1人だけではなく2人になることがあります。
整形外科の手術に入る外回りの看護師は、患者さんの良肢位保持と保温に気をつけましょう。整形外科の手術は脊椎の手術は、うつぶせで行われることがあります。しかも手術時間は長時間に及びます。
そうすると、褥瘡ができるリスクが高まりますし、気管挿管やバルーンカテーテルが曲がって閉塞したり、何かに引っかかって抜去される可能性も高くなります。
そのため、整形外科の手術に入る外回りの看護師は、執刀医が手術しやすい体位で、さらに患者さんにとっても良肢位を保ち、挿入物が抜けないように注意しなければいけません。
また、手術中の保温も大切です。整形外科では術野が広範囲に、しかも長時間に及ぶことがあります。そのため、保温の必要性がありながらも、的確に保温するのが難しいのです。
でも、的確に保温をすれば、術後の感染症を予防することができるのです。ですから、整形外科の手術の外回りの看護師は保温に注意して仕事をするようにしましょう。
まとめ
手術室の看護師が整形外科の手術に入る際の注意点をご紹介しましたがいかがでしたか?
整形外科の手術は器械というより工具を使うことが多く、ある意味特殊な手術ですが、その分面白い手術であるとも言えるでしょう。
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この記事を書いた人
看護師 ハナ
- 取得資格:看護師
- 出身:東京都
- 年齢:29歳
- 看護師経験:総合病院
- 経験がある診療科:手術室
医療ドラマをきっかけに手術室看護師に憧れた私は、新卒から手術室に配属になり、それから手術室一筋!オペ室ナース歴は7年になります。
手術室看護は私の天職だと思っていて、これからも手術室看護を極めていきたいと思っています。リアルな手術室の実態や魅力をお伝えしていきます。
執筆者情報
手術室の看護師に憧れてるの!編集部
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