当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています
手術室の看護師はオンコールがあるものなの?オンコールって何?
手術室の看護師はオンコールという勤務体制があります。オンコールは病棟にはない手術室独特の勤務体制ですね。
手術室のオンコールとはどんなものなのか、メリットとデメリットは何かを考えていきましょう。
目次
[目次を隠す]
手術室の看護師のオンコールって、どんなもの?
手術室の看護師のオンコールってどんなものなのでしょうか?
手術室は、夜間や週末・祝日はオンコール体制にしているところが多いのです。オンコールは呼ばれたら出勤して働くという勤務体制です。
手術室でオンコール当番になると、基本的には自宅やすぐに出勤できる場所で待機していて、もし緊急オペが入り電話で呼び出されたら、すぐに出勤して、手術の準備をし、直接介助や外回りの仕事をしなくてはいけないのです。
オンコール手当は1回2000~3000円が相場になっています。このオンコール手当は緊急呼び出しがなくても、支給されるものです。
もし、オンコール当番の日に緊急オペが入り、オペに入った場合は、実働分だけ時間外手当がつくことになります。
手術室の看護師のオンコール、メリットとデメリットは何?
手術室の看護師のオンコールには、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
手術室のオンコール体制は病棟にはない勤務体制ですので、メリットとデメリットをしっかりと知っておきましょう。
手術室のオンコールのメリット
手術室のオンコールのメリットは3つあります。
基本的には規則正しい生活を送ることができる
手術室のオンコールのメリットの1つ目は、基本的には規則正しい生活を送ることができることです。
一般的な看護師は夜勤があるので、不規則な生活になりがちですが、手術室はオンコールがありますので、基本的には日勤のみの勤務になります。
オンコール当番でも緊急の呼び出しがなければ、出勤する必要がありませんので、規則正しい生活をすることができるのです。
オンコール体制なら育児との両立もしやすい
手術室のオンコールのメリット2つ目は、育児と両立しやすいことです。
病棟で夜勤に入るとなると、24時間の託児所がない病院の場合、一晩旦那さんに子どもの面倒を見てもらわなくてはいけませんが、オンコールなら呼び出しがあっても数時間旦那さんに預けるだけで済みます。
一晩と数時間では、旦那さんの負担だけでなくあなたの心配度も大きく違いますよね。そのため、オンコール体制なら、育児と仕事を両立させやすいのです。
何もなくてもオンコール手当はもらえる
オンコール体制は緊急オペが入れば、電話で呼び出されますが、オンコール当番の日はいつも呼び出されるというわけではありません。緊急オペはなく、呼び出されないことも多々あります。
呼び出されなければ、多少制約はあるものの「仕事がないいつもの夜」、「仕事が休みの休日」を普通に過ごすことができます。
それでも、オンコール手当はきっちりもらうことができますので、呼び出しがないオンコール当番の日は得した気持ちになれるのです。
手術室のオンコールのデメリット
次に、手術室のオンコールのデメリット3つを見ていきましょう。
いつ呼び出されるかわからないストレス
オンコール当番の日は、常に自宅または病院の付近にいて、電話があったらすぐに出勤できる体制を整えておかなくてはいけませんので、渡された携帯電話やPHSは肌身離さず持っていなければいけません。
そして、当然ながらお酒を飲むことはできません。週末や祝日にオンコール当番になったら、遠出することもできないんです。
オンコール手当が割に合わない
オンコール当番の日はお酒も飲めないし、遠出もできないと説明しました。つまり、病院にいる必要はないけれど、それなりに行動が制限されるのです。
それなのに、オンコール手当は数千円のみ。これでは割に合わないと思ってしまう人もいるのです。
深夜にオンコールで呼び出された翌日も働かなくてはいけない
オンコール当番の日は、労働基準法で定められた週40時間の労働時間の中に含まれることはありません。
そのため、もしオンコール当番で夜間に呼び出されて働いたとしても、翌朝からの日勤が免除になるわけではないのです。
そのため、日勤→オンコールで深夜に呼び出される→翌朝も日勤という過酷なシフトで働かなくてはいけないこともあるんです。
手術室の看護師はオンコールが嫌なら日勤のみのところを探そう
手術室の看護師のオンコール体制についてお話してきましたが、オンコールのメリットとデメリットを見て、どう思ったでしょうか?
「オンコール体制は私に合っているかも」と思った看護師さんもいるでしょうし、「オンコールはデメリットが多すぎ!」と思った看護師さんもいるでしょう。
オンコールのデメリットが気になったという看護師さんは、手術室で働けないのかというと、そんなことはありませんので安心してください。
手術室にはオンコール体制にしているところもありますが、すべての病院の手術室にオンコールがあるわけではありません。
完全に日勤のみ、当直体制、夜勤ありと病院によって勤務体制が異なりますので、オンコールが嫌という人は、オンコールがない手術室を選べばOKなんですよ。
まとめ
手術室にはオンコール体制という特殊な勤務体制がありますが、オンコール体制にはメリットとデメリットがありますので、それぞれをしっかりと知って、オンコール体制が自分に合っているかどうかをチェックしてから、手術室の求人を探すと良いでしょう。
オンコール体制の手術室の求人、またはオンコールがない手術室の求人を探したい看護師さんは、転職サイトを使うと良いですよ。
転職サイトなら担当コンサルタントに「手術室で働きたいんですけど、オンコールがあるところが良いです」とか「オンコールは嫌です」と伝えれば、それに合った求人を探してくれます。
また、オンコール当番の頻度や呼び出される確率などを調べてくれたり、オンコール手当が高めのところを探してもらうことも可能なんですよ。
手術室の看護師求人に強い転職サイトは!?
-
看護roo!
手術室の看護師求人のおすすめは、ランキング1位の看護roo!に教えてもらいましょう。あなたのこれまでの勤務経験や将来の希望に合わせて、あなたの代わりに求人を見つけてきてくれますよ!
-
マイナビ看護師
マイナビ看護師も実績のある人気転職サイトです。手術室の看護師求人も、豊富に取り扱っているので、併用にもおすすめです。
この記事を書いた人
看護師 ハナ
- 取得資格:看護師
- 出身:東京都
- 年齢:29歳
- 看護師経験:総合病院
- 経験がある診療科:手術室
医療ドラマをきっかけに手術室看護師に憧れた私は、新卒から手術室に配属になり、それから手術室一筋!オペ室ナース歴は7年になります。
手術室看護は私の天職だと思っていて、これからも手術室看護を極めていきたいと思っています。リアルな手術室の実態や魅力をお伝えしていきます。
執筆者情報
手術室の看護師に憧れてるの!編集部
手術室の看護師に憧れてるの!は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。