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手術室の看護師がきついと感じるのってどんな時?きついと感じる場合はどうすれば良いの?

手術室の看護師がきついと感じるのはどんな時でしょうか?

手術室の看護師って大変な仕事で、毎日のように「きつい仕事だなぁ」と思うことが多々あるものですが、特にどんな時にきついと感じるのでしょうか?

また、きついと感じた場合はどうすれば良いのか、対処法を一緒に考えていきましょう!

手術室の看護師がきついと感じる時はどんな時?

手術室の看護師がきついと感じるのはどんな時でしょうか?

「手術室の看護師」と言っても、外回りの看護師と器械出しの看護師では全く仕事内容が違いますので、外回りの看護師がきついと感じる時、器械出しの看護師がきついと感じる時、手術室看護師全員がきついと感じる時の3パターンをご紹介しますね。

外回りの看護師がきついと感じる時

まずは、外回りの看護師がきついと感じる時です。外回り看護師がきついと感じる時の1つ目は、オペ室の雰囲気が最悪な場合です。

外科医って癖があったり、短気だったりする人が多いんですよね。

そのため、執刀医が何かの拍子にイライラして、助手の医師に突然怒鳴り散らしたり、器械出しの看護師、臨床工学技士に文句を言ったりする場合があります。

また、麻酔科医と執刀医の連携が上手く取れないこともありますよね。そうすると、手術がスムーズに進まずに、手術室の雰囲気は最悪になります。

そうすると、外回り看護師が上手く取りなさなくてはいけず、精神的な負担が大きくなって「きついなぁ」と感じるんです。

外回り看護師がきついと感じる時の2つ目は、器械出しの看護師が頼りない時です。器械出しの看護師が新人などイマイチ頼りない場合、外回りの看護師がさりげなくフォローしなくてはいけません。

また、普通なら器械出し看護師が報告してくれるはずの手術の進行度が報告されずに、なかなか状況が掴めませんので、外回り看護師の負担が大きくてきついと感じるのです。

器械出しの看護師がきついと感じる時

次は器械出し看護師がきついと感じる時です。器械出し看護師がきついと感じる時の1つ目は、執刀医がムカつく場合です。

先ほどもお話ししましたが、外科医は癖があってきつい性格の人が多いので、勝手にイライラし出して、器械出し看護師に当たったり、指示をボソボソ伝えるので聞き取りにくかったりすることがあります。

そういう時は、逆ギレしたくなるものの、ぐっと我慢しなくてはいけないので、ストレスが溜まり「きついなぁ」と感じますよね。

また、器械出しは立ちっぱなしで、手術中はあまり動くことがありません。そのため、脚がむくんでパンパンになってしまうので、そういう面でもきついと感じることがあります。

また、顔がちょっと痒くなっても、ポリポリ掻くことすらできない、トイレに行きたくても手術中はいけないのもきついですね。

手術室の看護師全員がきついと感じる時

最後に、手術室の看護師全員がきついと感じる時をご紹介しましょう。手術室の看護師全員がきついと感じる時は、オンコールで呼び出された時です。

オンコールで呼び出されると、深夜といえども病院へ出勤しなければいけず、すぐに手術をしなければいけません。

しかも、オンコールで呼び出された場合の手術って、緊急性が高いので、いつも以上に集中しなければいけないんです。深夜に呼び出されて、集中して仕事をする。こんなのきついに決まっていますよね。

さらに、オンコールで呼び出された翌朝も日勤だったりすると、もうグッタリ。遅出扱いにしてくれることもありますが、それでもきついですよね。

また、病院によっては日勤帯でも緊急手術ばかりで、残業が多く、体力的にきついと感じることも多々あるんです。

手術室の看護師がきついと感じる時の解決法

手術室の看護師がきついと感じた場合、どうすれば良いのでしょうか?

「きつい、きつい」と思いながら働いていると、ストレスが溜まりますので、余計にきつくなって悪循環になります。手術室の看護師がきついと感じた時の解決法をご紹介します。

外回り看護師がきついと感じる時の解決法

外回り看護師がきついと感じる時の解決法をご紹介しますね。

オペ室の雰囲気が最悪で精神的に負担な場合

オペ室の雰囲気が最悪で精神的な負担が大きく、きついという場合は、ちょっと考え方を変えてみましょう。オペ室の雰囲気が最悪になるのは、ある意味仕方がないことと言えます。

なぜなら、外科医は癖がありますし、何よりオペ中は患者さんの命に直結しているので、手術室の全員が緊張しているからです。

雰囲気が悪くなる時もあるのは仕方がないと割り切って、外回りの看護師は「雰囲気が悪くても、私が雰囲気を良くして、スムーズにオペを進行させる!」と思って、「手術は私が支えている、私のおかげで手術ができている」位の気持ちを持って、仕事をしてみましょう。

そうすれば、「きつい」と感じていたことがやりがいに変わることもありますので、外回りの仕事の面白さがわかるようになるかもしれませんよ。

器械出し看護師が頼りない場合

器械出し看護師が頼りなくてきつい場合は、まず朝のミーティングの段階で、その日の器械出しが新人だったり、頼りないと判断した場合は、きちんと器械出しと打ち合わせしておきましょう。

器械出しがベテランで頼りがいがある場合でも、打ち合わせはすると思いますが、頼りない場合は念入りに打ち合わせをしてください。

その手術で使用すると思われる器械をきちんと理解しているか、手術の流れや注意点などを把握しているか等をあらかじめフォローしておけば、手術中のあなたの負担は少なくなります。

また、手術中はあなたから器械出しの看護師に積極的に声をかけて、手術の進行を度々確認するようにすると良いですよ。

さらに、指導体制や教育制度に問題があると感じたら、一度師長に器械出しの仕事内容についての勉強会を開いてもらうように提案してみてはいかがでしょうか。

器械出し看護師がきついと感じる時の解決法

器械出し看護師がきついと感じる時はどうしたら良いでしょうか?

ドクターにムカつく場合

ドクターに八つ当たりされたり、指示が聞き取りにくいなどでドクターにムカつく場合は、その日の執刀医の癖を知っておくと良いでしょう。

「このドクターは突然怒鳴りだす」とか「ボソボソ話すから指示が聞き取りにくい」などの癖があるのをあらかじめ知っておけば、心の準備ができますし、「いつもこうなんだ。こういうドクターなんだ。私に対してだけじゃないんだ」とわかりますので、ムカつくことも少なくなります。

もし、その日の執刀医が初めて一緒に手術に入る場合は、先輩看護師にどういうドクターなのかを聞いておくと良いですよ。

立ちっぱなしできつい場合

立ちっぱなしできつい場合、みんなやっていると思いますが、着圧ソックスを履いておくと良いでしょう。着圧ソックスを履くだけで、脚のむくみは全然違います。

また、少し余裕がある時に、その場で足踏みしたり、踵の上げ下げをしておくのも良いですよ。

また、「今日は長時間のオペに入る」という日は、ハイヒールやブーツは止めて、スニーカーなど余裕のある靴を履いて出勤してください。

顔が掻けない、トイレに行けないからきつい場合

顔や体がかゆくてもかけないからきつい場合は、保湿をしっかりしておきましょう。かゆみはしっかり保湿することである程度抑えることができます。

かゆくなりそうな場所は手術前の手洗いの前にしっかり保湿剤を塗っておくと、かゆくてきついことも少しは軽減できるはずです。

また、トイレに行けないからきつい場合は、長時間の手術に入る日は朝からコーヒーなどのカフェインが入っているものは控えましょう。

水分も必要な分は飲む必要がありますが、必要以上に飲むのは控えると良いですよ。また、便秘だからといって前日の夜にうっかり便秘薬を飲むのも止めてくださいね。

先輩看護師に対応策を聞いておくのも良いですよ!

手術室全員がきついと感じる場合の解決法

手術室全員がきついと感じるもの、つまりオンコールの呼び出しなどで体力的にきつい場合はどうすれば良いのでしょうか?

自分だけオンコール当番を外してもらうことや残業をせずに帰宅することは、さすがに無理ですから、その職場に勤めている限り、解決することはできません。

そのため、手術室での勤務が体力的にきつい場合は、転職することを考えましょう。深夜の呼び出しが辛い場合は、日勤のみの手術室を選ぶと良いでしょう。

また、深夜に働いた後、翌日の日勤に入らなくてはいけないのが辛いなら、日勤のみか夜勤ありの手術室をおすすめします。

オンコールや当直は週40時間の労働時間に入らないので、深夜に働いても翌日の日勤が免除されないのですが、夜勤がある手術室なら夜勤明けの日は勤務しませんので、体力的に楽になります。

さらに、残業が嫌な人は年間のオペ件数が少なめのところや救急指定がない病院を選んでください。オペ件数が多ければ忙しいのは当たり前ですし、救急指定がある病院だと、緊急手術が多いので、どうしても残業が増えるんです。

まとめ

手術室の看護師がきついと感じる時とその解決法はいかがでしたか?

手術室で体力的にきついから転職したい場合は、転職サイトを使うと良いですよ。

転職サイトなら、希望の勤務体制の手術室求人を紹介してくれますし、年間のオペ件数や1ヶ月の平均残業時間などを調べてくれますので、「きつい」と感じることがない手術室で働くことができるんです。

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この記事を書いた人

看護師 ハナ

  • 取得資格:看護師
  • 出身:東京都
  • 年齢:29歳
  • 看護師経験:総合病院
  • 経験がある診療科:手術室

医療ドラマをきっかけに手術室看護師に憧れた私は、新卒から手術室に配属になり、それから手術室一筋!オペ室ナース歴は7年になります。

手術室看護は私の天職だと思っていて、これからも手術室看護を極めていきたいと思っています。リアルな手術室の実態や魅力をお伝えしていきます。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ手術室の看護師に憧れてるの!編集部

手術室の看護師に憧れてるの!は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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