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手術室の看護師が認定看護師の資格を取るなら知っておくべき3つのこと
手術室の看護師が認定看護師の資格を取るためには、どうすれば良いのでしょうか?手術看護認定看護師の資格を取りたいと考えているあなたのために3つのポイントを教えます!
目次 [目次を隠す]
手術室の看護師が認定看護師の資格を取るメリットは?
手術室の看護師が認定看護師の資格取得を考えているなら、まずは手術看護認定看護師の資格を取得すると、どんなメリットがあるのかを知りましょう。
手術看護認定看護師の資格を取得するメリットは4つあります。
手術看護を深めていける
手術室の看護師が認定看護師の資格を取るメリットの1つ目は、手術看護を深められることです。
手術看護の認定看護師は器械出しや外回りの高いスキルを持っているのはもちろんですが、合併症予防のための安全管理や術前から術中、術後まで、患者さんの負担を少なく手術を安全に行うための継続的な看護を実践できます。
また、自分1人が質の高い手術看護を実践するのではなく、あなたが働く手術室全体のスキルアップ、質の高い手術看護の提供のための活動もできるのです。
手術看護認定看護師の資格を取得することは、手術室で働く看護師としてトップクラスのスキルを持っているという証明になり、さらにそのスキルをどんどん高めていくことができるのです。
手術室から異動になるリスクが非常に少ない
手術看護の認定看護師の資格を取得する2つ目のメリットは、手術室から異動となるリスクが非常に少なくなることです。
あなたは手術室でずっと働いていきたいと思っても、病院から異動を命じられたら、異動しなければいけません。異動を拒否したら退職することになります。
でも、手術看護の認定看護師の資格を取得すれば、「手術看護のプロ」と認められたわけですから、手術室以外の職場に異動を命じられることはほとんどないと考えて良いでしょう。
手当がもらえる
手術看護の認定看護師になれば、認定看護師の手当が貰えるというメリットがあります。認定看護師の手当は残念ながらそれほど高くなく、日本看護協会の調査によると、平均は月額5224円です。
それでも、少しでも給料アップをしたいという看護師さんには嬉しい手当ですし、仕事へのモチベーションも上がりますよね。
日勤中心の勤務になる
手術看護の認定看護師の資格を取れば、日勤中心の勤務になります。手術看護の認定看護師の資格を取れば、職場によってはオンコールや当直勤務はなく、完全に日勤のみの勤務になることもあるでしょう。
認定看護師は看護の実践だけでなく、指導や相談の業務もありますので、病院内での研修や指導の仕事が多くなります。そのため、日勤の仕事が増えるのです。
手術室の看護師は元々夜勤はなくて、オンコールや当直の勤務体制のことが多いのですが、できればオンコールや当直も入りたくないという人や規則正しい生活をしたいという人にとっては、認定看護師の資格を取得するのは大きなメリットになりますね。
これらのメリットを見て、「私も手術看護の認定看護師になろうかな」と考えた人も多いのではないでしょうか?では、次にどうやったら手術看護の認定看護師になれるのかを見ていきましょう。
手術室の看護師が認定看護師の資格を取るためには?
手術室の看護師が認定看護師の資格を取得するには、どうすれば良いのでしょうか?まずは、認定看護師の研修を行う教育機関の入学要件を満たさなければいけません。手術看護の認定看護師の場合、入学要件は次のようなものです。
1.看護師免許を有する
2.実務経験が通算5年以上あること(うち3年は手術看護分野での看護経験)
3.器械出し看護師・外回り看護師の実績を有する
4.現在、手術看護部門で勤務している
この要件を満たしたら、次は手術看護の認定看護師養成の教育機関の入学試験を受けて合格する必要があります。
それから、6ヶ月以上の研修を受けます。手術看護の分野は共通科目が135時間(+15時間)、専門基礎科目150時間、専門科目が120時間、学内演習が60時間、実習が180時間の合計645時間(+15時間)となっています。
この研修をすべて受けたら、筆記試験の認定審査に合格して、認定看護師の認定証の交付と登録をして、ようやく手術看護の認定看護師になることができるのです。
手術室の看護師が認定看護師の資格を取るなら資格取得支援制度を利用しよう!
手術室の看護師が認定看護師の資格を取るなら、先ほど説明した入学要件を満たす必要がありますが、もう1つ気にしなければいけないことがあります。
それは経済的なことです。認定看護師の研修費は入学金や授業料を合わせると、約100万円もかかるのです。
そして、認定看護師の研修は「原則として昼間の教育」と定められていますので、常勤として働きながら、認定看護師の研修を受けるのは不可能です。
だからといって、研修を受けるために職場を辞めてしまうと、研修中は給料がなく、しかも100万円の授業料を払わなくてはいけないので、経済的にとても厳しくなってしまうのです。
手術室の場合、夜勤がないところが多いので、研修中に夜勤のバイトをして稼ぐこともなかなかできませんよね。
この経済的な負担を減らしてくれるのが、病院の資格取得支援制度です。病院の資格取得支援制度を使って、手術看護の認定看護師の研修を受ければ、研修中も「出張」扱いにして基本給を支給してくれたり、研修費を負担してくれたりするんです。
そうすると、あなたの経済的な負担はゼロとはいきませんが、負担がだいぶ軽くなりますよね。
まとめ
手術室の看護師が認定看護師の資格を取得するメリットや方法などをまとめましたが、いかがでしたか?
手術看護の認定看護師の資格を目指すなら、入学要件を満たす必要がありますが、それと同時に経済的な問題をクリアしなければいけません。
あなたが今働いている病院に認定看護師の資格取得支援制度はあるでしょうか?また、あったとしても希望すれば、その制度を使って認定看護師の資格を取得できるのでしょうか?
もし、支援制度がないとか、なかなか使わせてもらえないという場合は、今のうちに資格取得支援制度があって、希望すれば使わせてくれる病院へ転職しておきましょう。
入学要件を満たして、「よし!認定看護師の資格にチャレンジしよう!」と思っても、病院側からの支援がなければ、スタートから躓いてしまいます。
そうならないために、早めに資格取得支援制度があって、それを利用できる病院に転職しておいた方が良いんです。
手術看護の認定看護師の資格を取得するために資格取得支援制度を使わせてくれる病院を探すなら、転職サイトを使うと良いですよ!
転職サイトなら、資格取得支援制度について細かく調べてくれますし、転職後に希望すれば利用させてもらえるかも分かります。もちろん、担当者が配属交渉をしてくれますから、確実に手術室に配属になるので、安心してくださいね。
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この記事を書いた人
看護師 ハナ
- 取得資格:看護師
- 出身:東京都
- 年齢:29歳
- 看護師経験:総合病院
- 経験がある診療科:手術室
医療ドラマをきっかけに手術室看護師に憧れた私は、新卒から手術室に配属になり、それから手術室一筋!オペ室ナース歴は7年になります。
手術室看護は私の天職だと思っていて、これからも手術室看護を極めていきたいと思っています。リアルな手術室の実態や魅力をお伝えしていきます。
執筆者情報
手術室の看護師に憧れてるの!編集部
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