当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています
手術室の看護師は感染予防が重要!2つの意味での感染予防とは?
手術室の看護師は感染予防が重要になります。手術室の看護師の場合、「感染予防」には2つの意味があるんです。
手術室の2つの感染予防とは何かを知っておきましょう。
手術室の看護師の感染予防=患者さんの感染予防
手術室の看護師の感染予防の1つ目は、患者さんの感染予防です。手術をすれば、普段は外界に触れない部分が一時的とはいえ、空気に触れることになりますので、当然ながら感染が起こるリスクがあります。
また、手術をすると傷ができますので、創部が感染しやすい状態になりますし、体の負担が大きいので免疫力が下がり、感染を起こしやすい状態になるんです。
そのため、手術室の看護師は患者さんの感染予防に努める必要があります。
手術室看護師の感染予防と言えば、手洗いの徹底が基本になります。
手術室の手洗いにはスクラブ法やラビング法がありますが、その手術室の規則に従って、正しく手洗いをしましょう。これが、患者さんのための感染予防の第一歩になります。
また、手術室看護師は「清潔」と「不潔」の区別をしっかりとつけること、「SSIバンドル」をきちんと実行することも感染予防のためには重要です。
SSIバンドルとは、手術部位の感染を予防するための対策のことで、1.抗生剤の適切な使用、2.適切な除毛、3.周手術期の血糖管理、4.適切な体温管理の4つがあります。
この4つを行うことで、手術部位の感染を大幅に減らすことができるんです。
この中で、適切な除毛や術中の体温管理などは手術室看護師が率先して行うことができるものですよね。手術室の看護師は、患者さんの感染予防のために、あらゆる対策を取る必要があるのです。
手術室の看護師の感染予防=自分自身の感染予防
手術室の看護師の感染予防の2つ目は、自分自身の感染予防です。手術室の看護師は、ハッキリ言って病棟や外来よりも感染のリスクが高いんです。
常に患者さんの血液や体液曝露のリスクがありますし、針刺し事故の可能性も高いからですね。直接介助の看護師が感染リスクが高いのはもちろんですが、外回りの看護師も感染リスクは高いんですよ。
楠見ひとみ著「手術室外回り看護師の眼周囲の血液曝露リスク」によると、外回り看護師にアイガードをつけてもらって、それを回収しルミノール反応検査をしたところ、28.7%に血液の曝露が確認されたそうなんです。
外回り看護師でも、眼の周囲に患者さんの血液が付着する可能性があるということですね。
外回り看護師の場合、それほど血液や体液曝露のリスクは高くないからと、アイガードやフェイスシールド、エプロン等を着用をしていないケースが多いのですが、実は外回り看護師にも感染のリスクはあるんです。
患者さんに近いところで働いている直接介助の看護師は、さらに感染のリスクは高いということですね。
手術室の看護師は、自分が感染リスクが高い環境で働いていることを認識して、自分自身の感染予防に努める必要があるのです。
手術室の看護師は感染予防が徹底しているところで働こう!
手術室の看護師は患者さんのため、そして自分自身の安全のために感染予防を徹底する必要があることをお話ししました。
でも、自分自身で行うことができる感染予防には限界がありますよね。手洗いをしっかりして、清潔と不潔の区別をしっかりつけることは自分でもできます。
でも、転職してきたばかりの看護師が自分から「SSIバンドルをやりましょう!」と言い出すことなんて、なかなかできませんし、自分だけがフェイスガードをして外回りをすることも難しいですよね。
ですから、患者さんを守るために、自分を守るためには、感染対策を徹底している手術室を選ぶようにしましょう。
患者さんの感染対策、スタッフの感染対策を徹底している手術室で働けば、患者さんを守れますし、あなた自身の安全も守ることができますよ!
まとめ
手術室の感染予防は患者さんを守るため、そしてあなた自身を守るためという2つの側面があるのです。
感染対策を徹底している手術室で働きたいなら、転職サイトを使うと良いですよ!
自分では手術室の感染対策を調べられませんよね。でも、転職サイトなら担当コンサルタントが、手術室の感染対策について細かく調べてくれますので、感染対策を徹底している手術室で働くことができるんです。
手術室の看護師求人に強い転職サイトは!?
-
看護roo!
手術室の看護師求人のおすすめは、ランキング1位の看護roo!に教えてもらいましょう。あなたのこれまでの勤務経験や将来の希望に合わせて、あなたの代わりに求人を見つけてきてくれますよ!
-
マイナビ看護師
マイナビ看護師も実績のある人気転職サイトです。手術室の看護師求人も、豊富に取り扱っているので、併用にもおすすめです。
この記事を書いた人
看護師 ハナ
- 取得資格:看護師
- 出身:東京都
- 年齢:29歳
- 看護師経験:総合病院
- 経験がある診療科:手術室
医療ドラマをきっかけに手術室看護師に憧れた私は、新卒から手術室に配属になり、それから手術室一筋!オペ室ナース歴は7年になります。
手術室看護は私の天職だと思っていて、これからも手術室看護を極めていきたいと思っています。リアルな手術室の実態や魅力をお伝えしていきます。
執筆者情報
手術室の看護師に憧れてるの!編集部
手術室の看護師に憧れてるの!は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。